【自家製スモーク】燻製タンドリーチキンのステーキ

 

5月も終わりに近づき、梅雨の気配を感じるようにじめじめとした暑い日も増えてきましたね。そんな季節にはスパイシーな肉料理を食べて、元気に乗り切りましょう!

ということで、今日ご紹介するのはゾルディックの売りである、豊富な自家製スモークメニューの新作「燻製タンドリーチキンのステーキ」です。すでに過去のブログでもご紹介した、燻製鶏むね肉のハニーマスタードチキンなど、鶏肉を使った燻製おつまみはとても人気があります。

関連ページ:【自家製スモーク】鶏むね肉の燻製ハニーマスタードチキン

今回はジューシーな鶏もも肉を使ってタンドリーチキンを作り、燻製してみることにしました。

タンドリーチキンの仕込み

まずは鶏もも肉の下処理を行います。余分な脂肪や皮、筋、血合いなどを丁寧に取り除き、見えない部分の筋はミートテンダライザーで筋切りをしておきます。自家製ハーブウォッカで表面を濡らすように浸して5分ほど置いたら水気を切り、ペーパータオルで水分を拭き取ります(こうすることで臭みをおさえます)。

次に鶏肉を漬け込むためのヨーグルトとスパイス、調味料を合わせていきます。

【レシピ】

  • プレーンヨーグルト(今回はブルガリアヨーグルトの低糖を使用) 180g
  • チリペッパーパウダー 大さじ2
  • ターメリックパウダー 大さじ1
  • パプリカパウダー 大さじ3
  • クミンパウダー 大さじ1
  • コリアンダーパウダー 小さじ2 
  • おろしにんにく、おろし生姜 各小さじ1
  • ブラックペッパー(粗挽き)小さじ1
  • 塩 小さじ2
  • はちみつ 小さじ2
この量で鶏もも肉6枚は漬け込めます。

これらをよく混ぜ合わせてから味見をして確認したら、下処理をした鶏もも肉に1枚1枚丁寧に塗り、よく揉み込んでなじませていきます。あとはフリーザーバッグに入れてなるべく空気が入らないように密閉し、冷蔵庫に入れて一晩寝かせます。

よく混ぜたら1枚ずつ塗り込んで漬けていく。

一晩漬け込んだらフリーザーバッグから取り出して、鶏肉についたペーストをペーパーでぬぐい取っておきます。

自家製ウッドスモーカーで燻す

タンドリーチキンは本場インドでは「タンドール」と呼ばれる円筒状の土窯で焼きあげますが、ゾルディックでは、店の入り口に鎮座している自作の大型ウッドスモーカーを使って燻しながら焼いていきます。

まずは熱源に近い最下段に棒を組み、チキンにフックをつけて吊るします。電熱器のスイッチをオンにし、まだ煙は焚かずに30~40分ほど熱にさらして表面を乾かします。乾いたらヒッコリーのスモークチップをセットして、75℃~80℃を保ちながら1時間半ほどじっくり燻します。

ウッドスモーカー内部に吊るされたチキン。

燻し終わったらすぐに冷蔵庫にしまわずに、熱が冷めるまでしばらく外気にさらします。完全に冷めて落ち着いたら、冷蔵庫で2~3日寝かせて熟成させます(真空パックにして保存しておきます)。

提供時はスキレットで付け合わせの野菜(パプリカ、ズッキーニ、ブロッコリー)と一緒に焼いてお出しいたします。お好みでレモンを軽く絞ってもさっぱりとして美味しいですよ。鶏もも肉1/2枚分の量ですので、一人飲みの方でも食べきれるくらいのボリューム感だと思います。

スパイシー&スモーキーな燻製タンドリーチキンステーキの完成。

ビールやハイボールとの相性はもちろん、ブラッディ・メアリーなどトマト系カクテルとのペアリングもおすすめです。こちらは6月いっぱいまでの期間限定メニューとなりますので、ぜひお試しくださいませ。

以上、本日のブログは小林がお届けいたしました。

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