今日は久しぶりに、フレーバーブラスターを使ったカクテルの新メニューをご紹介いたします。フレーバーブラスターについての説明は過去のブログをご参照ください。
過去記事:【フレーバーブラスター使用】はじけるアロマ!コーヒーバブルのエスプレッソ・マティーニ
今回は人気のワインベースカクテル「スプリッツァー」をフレーバーブラスターや、エディブルフラワーを使って初夏らしくアレンジしました。
ベースはフランスの「リレ・ブラン」
1872年、フランスのボルドー南部で、ポール・リレとレモン・リレの兄弟によって生み出されたのが、フレンチ・アペリティフ・ワイン「リレ」です。自家製フルーツ浸漬液をブレンドしたフルーティな甘みと清涼感のある苦みをもった「リレ」は、アペリティフ(食前酒)として、世界中で100年以上愛され続けています。
複数あるバリエーションの中でも、特に人気なのが「リレ・ブラン」です。19世紀から受け継がれてきた伝統的な製法で、オレンジなどの果実やキナの皮を別々にアルコールに漬け込み、それぞれのエッセンスを抽出します。それらを、厳選された白ワインとともにフレンチオーク樽で約12ヶ月熟成。樽出ししてから、さらに再度ブレンドすることによって、香り高くスムースな味わいが生みだされています。リレ・ブランは、花やハチミツ、オレンジ、松ヤニ、ライム、ミントを思わせる、複層的なアロマが特徴です。
関連リンク:リレ・ブラン(ペルノ・リカール・ジャパン)
そのエレガントでフルーティーな味わいをいかして、夏向けにソーダで割ったスプリッツァースタイルに、ラベンダースモークとエディブルフラワーを使って、華やかに仕上げていきます。
材料・レシピ
- リレ・ブラン 60ml
- ソーダ 適量
- レモンスライス 1枚
- ミント
- エディブルフラワー 5コ
- フレーバーブラスター(ラベンダー)
- まず大きめのワイングラスに純氷のクラックアイスを入れ、ステアしてグラスを冷やします。よく冷えたら余分な水をしっかり切ります。
- リレブランを60ml入れたら、軽くステアをして冷やし、ソーダを適量注いで、また軽くステアをします。
- 輪切りのレモンスライスを入れ、エディブルフラワー、ミントを浮かべます。
- ラベンダーフレーバーのリキッドをセットしたフレーバーブラスターで、グラスの中にスモークを入れてコースターで閉じ込めたら完成です。
華やかながらも甘すぎず、さっぱりとした味わいはこれからの時期にぴったりで、食前酒としてはもちろん、食中酒としてもおすすめです。レモンの香りも加わることで、下記の期間限定パスタメニューとの相性も良いので、是非お試しください。
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以上、本日のブログは小林がお届けいたしました。