夏にぴったり!自家製の甘夏マーマレードを使用したカクテル&モクテル(ノンアルコールカクテル)

 

カクテル

皆様お元気でお過ごしでしょうか?僕は外出を極力控えて、最低限の買い物の時以外は引きこもっていました。代わりに、普段なかなかできない掃除をしたり、家でカラオケまがいなことしたり、お酒に関する本を読んだり、毎日自炊するようにしたりして過ごしていました。

どうでもいい話はさておき、今回は甘夏を使った、夏向けのカクテルとモクテルを作ってみましたのでご紹介させて頂こうと思います!

酸味が特徴的な甘夏をマーマレードにしてカクテルに使用

甘夏は普通のみかんより1.3倍以上の大きさで、厚くて硬い皮と果肉を持ち、独特な苦味と甘さ、強めの酸味が特徴なフルーツです。このまま搾っただけの甘夏は、少しビター感が出すぎてしまうので、砂糖を加えて煮詰めてマーマレードにしてカクテルに使用することで、美味しい甘苦さと果肉感も味わえるテイストを生み出すことができます。それではまずカクテルの方からご紹介します。

甘夏マーマレードのミモザ

甘夏マーマレードのミモザ

材料

  • フレッシュ甘夏ジュース······甘夏1個分
  • シャンパン······甘夏ジュースと同量
  • 甘夏マーマレード······4tsp
  • ドライ甘夏、ローズマリー(飾り用)
薄皮に含まれるペクチンはジャム状に固める作用があります

マーマレードは甘夏の皮をむき、わたは薄皮以外は取り除き房くらいにカット。皮は千切りにして湯で崩れるまで1時間程似たあと、水分を飛ばして砂糖を加え、しばらく常温で冷まします。こうしてできたマーマレードを、飲みやすいように、みじん切りにしておいたものを使っています。

自家製マーマレードと甘夏のフレッシュなジュースをシャンパンで割った、華やかでさわやかなミモザです。ミモザは、1925年にパリで生まれたシャンパンとオレンジジュースを混ぜた、”シャンパン・ア・ロランジュ”というカクテルが元で、後に華やかなイエローカラーから、花のミモザを連想させたことから”ミモザ”という名に変わったカクテルです。ちなみにロランジュ(l’orange)とはフランス語で”オレンジの木”を指し、古ヨーロッパではお祝いでオレンジの木を贈る風習があり、オレンジは大切な人に贈るもの、幸せを願う象徴の実と言われてます。

また3/8は、国際女性デー(または『ミモザの日』)とされ、女性や母親に対して感謝や愛を忘れないイタリアでは、ミモザの日にミモザの花を贈る風習があります。日本でいうところの母の日にカーネーションを贈るのと同じです。

では次ぎに、モクテルをご紹介します。

甘夏マーマレードのレモネード

甘夏マーマレードのレモネード

材料

  • フレッシュ甘夏ジュース······40ml
  • 甘夏マーマレード······3tsp
  • レモンジュース······20ml
  • シュガー······10ml
  • 水······適量
  • ドライ甘夏、ミント、エディブルフラワー(飾り用)

近年世界的にも市場シェアが増加傾向にもある、モクテル(ノンアルコールカクテル)からは皆様お馴染みのレモネードを御提供させて頂きます。こちらも甘夏を使ったレモネードですので、オレンジレモネードといったところです。材料をグラスの中で混ぜ合わせ飾りつけて出来上がり。こちらのレモネードは、炭酸割りのレモンスカッシュにすることもできます。より爽快感が欲しい方にはオススメです。

いかがでしたでしょうか?夏向けのさっぱりとしたフルーツカクテルを是非ご賞味くださいませ。今回のブログは山路が担当させて頂きました。皆様の御来店お待ちしております。

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