こんばんわ、山路です。
今回は、先日投稿させて頂いた、サンマ(秋刀魚)の燻製~オリーブオイル漬け(下記リンク参照)を使った、秋の季節にぴったりなパスタを紹介させて頂きます。
関連リンク:【秋の自家製スモーク】サンマの燻製~オリーブオイル漬け~
こちらをオリーブオイル漬けにしたサンマを使って、プッタネスカというパスタを作っていきます。
イタリアの家庭的なパスタ『プッタネスカ』とは?
「プッタネスカ」はすでにご存知の方も割りといらっしゃるのではと思います。「プッタネスカ」とは、イタリア語で「娼婦風」という意味で、娼婦のように刺激的な味、忙しい娼婦の家にも常備してるような食材を使った、娼婦が客引きに使うほど美味しいなど、諸説由来のあるパスタです。イタリアで食される家庭的なパスタの一つともいえますね。
基本的に使われる食材は、トマト、アンチョビ、ケッパー、オリーブで、パスタの上にチーズやパン粉をかけたりすることも。トマトやケッパーによる刺激的な酸味、オリーブやアンチョビの持つ旨みと塩味の効いたトマトソースのパスタです。私自身、個人的に一番好きなパスタでもあります。
本来は、日持ちがしづらく常備しにくい生魚などは使われず、ツナなど保存が効く食材を使われることが多いプッタネスカですが、日本ではケッパーの酸味に合わせてイワシなどの魚も使ったものをよく見かけます。
和の要素・風味のあるパスタに仕上げました
今回は旬の秋刀魚を常備とまではいきませんが、日持ちのするようスモークしたものを使い、アンチョビ、ケッパー、黒オリーブに加え、サンマと相性の良い山椒をかけ、セミドライトマトで型どった紅葉を飾り、すだちを添えて季節感を演出してみました。「和風プッタネスカ」といったところでしょうか。「洋の中のほのかな和」も感じながら味わって頂けたら幸いです。
お一人様の一人飯にもおすすめです。Zolddichへお越しの際は、是非ともご賞味下さいませ。