【ミクソロジー】液体窒素で作る食べるカクテル「フローズン・グラスホッパー」

 

カクテル

いよいよ夏本番。本日7/26日(土)は、立川をはじめ色々な場所で花火大会も開催されますね。そんな夏真っ盛りの暑い夜のバータイムにおすすめのカクテルを本日はご紹介します。

人気カクテル「グラスホッパー」をアレンジ

数あるスタンダードカクテルの中でも、デザートカクテルとしてかなりの人気がある「グラスホッパー」。

グラスホッパーは、1950年代にアメリカのバーで生まれたとされるカクテルで、ペパーミント・グリーンリキュール、カカオリキュール、そして生クリームをシェイクして作られるショートカクテルです。

その名の通り、鮮やかなグリーンが特徴で、爽やかでありながらリッチな味わいが楽しめるため、男性女性問わずデザートカクテルとしてかなり人気があります。ペパーミントの清涼感とカカオの甘さが組み合わさった、いわゆるチョコミント味のカクテルですね。

ミントグリーンが美しいグラスホッパー

今回は従来のグラスホッパーを一歩進めて、ゾルディックで人気の液体窒素を使い、まさにチョコミントアイスのように食べるミクソロジーカクテル「フローズン・グラスホッパー」を夏メニューとしてご紹介します。

フローズン・グラスホッパーの作成

材料

  • ペパーミント・グリーンリキュール 30ml
  • カカオ・ホワイトリキュール 15ml
  • 生クリーム(植物性でも可) 15ml
  • 牛乳 90ml
  • クーベルチュールチョコレート 適量
  • 液体窒素 適量
  • ミントリーフ 適量

作り方の手順はとてもシンプルです。まずは大きいステンレスのボウルに、チョコレート以外の材料をすべて入れます。ちなみにペパーミントグリーン・リキュールはGET(ジェット)24、カカオホワイトのリキュールはエギュベルのホワイトカカオを使用しています。

また、元来のグラスホッパーは生クリームのみを加えますが、油分が多すぎると液体窒素で凍らせた時に硬くなりすぎてしまうため、滑らかさを与えて全体を整えるために牛乳を加えています。

次にクーベルチュールチョコレートをティースプーン山盛り1杯分を、包丁で刻みます。カカオ54.5%のカレボー811(ダークチョコレート)を使用。ビターな味わいと食感をプラスします。

すべての材料をボウルに入れたら、液体窒素を少しずつ加えながら、ホイッパーでよく混ぜます。液体窒素は非常に低温で、食材を瞬時に冷やすことができるため、材料がアイスクリームのようなテクスチャーになるまでしっかりと混ぜ続けます。

気化した液体窒素がスモークのようにあたりに広がるのが楽しい見どころです。

液体窒素が気化してくる様子はまるで魔法や妖しい儀式のようで、見た目にも楽しい過程です。充分に混ざりアイスクリーム状になったら、器に盛り付け、刻んだクーベルチュールチョコレート、ミントの葉を飾って完成です。

食べるカクテル「フローズン・グラスホッパー」の完成。

ミントの清涼感、そして-196℃で凍らせた目の覚めるようなキンキンの冷たさで、真夏の暑さも吹き飛ぶ一杯です。チョコレートも冷やされてポリポリとした食感がまた美味しいですね。

今夜まだまだ空席ございますので、花火帰りのクールダウンにバーで一息いかかでしょうか。皆様のご来店お待ちしております。

本日のブログは久しぶりに小林がお届けしました。

042-527-1616