こんにちは川口です。今回はクラフトジンをご紹介しようと思います。
ジンはその独特の風味と多彩なスタイルで、近年特にクラフトジンが脚光を浴びていますね。今回は、スケープグレース・ブラックジンとカンボジアのマウシムジン(スパイス&ハーブ、トロピカルシトラス)の計3種のそれぞれの歴史や特徴、ボタニカル、おすすめの飲み方について詳しく紹介します。
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1. スケープグレース・ブラックジン

歴史と背景
スケープグレースは2014年にニュージーランドで設立されたクラフトジンのブランドです。良質なボタニカルと独自の製造プロセスを駆使し、特別なジンを生み出すことを目指しました。スケープグレース・ブラックジンは、その名の通り、活性炭を利用した黒い色合いと、ユニークな風味で注目を集めています。
特徴と使用ボタニカル
スケープグレース・ブラックジンは、ジュニパーベリーをはじめ、さまざまなボタニカルが調合されています。ボタニカルには、コリアンダー、オレンジピール、レモンピール、カルダモン、バタフライピー、さらにはニュージーランド特産のハーブやフルーツなど17種も使われており、複雑な風味を形成しています。活性炭の効果により、口当たりは滑らかで、スピリッツ本来の風味を引き出しています。
おすすめの飲み方
この独特の色合いを活かして、ジントニックやカクテルで楽しむことができます。特に、トニックウォーターとの相性がよいです。バタフライピーがボタニカルとして使用されてる為、トニックウォーター、レモン、ライム等を使うと色が綺麗なピンク色に変化します!ミントの葉やローズマリーをトッピングすることで、香り高い一杯に仕上がります。もちろん、ストレートやロックで楽しむこともでき、豊かな風味をじっくり味わう楽しみがあります。
2. マウシムジン(スパイス&ハーブ)

歴史と背景
カンボジアのマウシムジンは、地元の農産物を活かしながら、伝統的な製法で作られています。カンボジアの豊かな自然を背景に、現地のスパイスやハーブを使用したジンとして、地元の文化を反映しています。
特徴と使用ボタニカル
スパイス&ハーブバージョンは、コリアンダー、バジル、ミント、シナモン、クローブなどのボタニカルを含んでいます。これにより、スパイシーながらもハーブの爽やかさが加わり、豊かな香りを持つジンに仕上がっています。複雑さがありながら、心地よい後味を感じられるのが特徴です。
おすすめの飲み方
スパイス&ハーブバージョンは、その風味を引き立てる飲み方がポイントです。ジントニックやジンフィズで楽しむのが特におすすめです。ローズマリーを加えることで、さらなる香りの層を楽しむことができます。
3. マウシムジン(トロピカルシトラス)

歴史と背景
マウシムジンのトロピカルシトラスバージョンは、カンボジアならではのフルーツを利用した、色鮮やかなジンです。カンボジアの豊かな果物の生産を背景に、トロピカルな味わいを取り入れたジンです。
特徴と使用ボタニカル
トロピカルシトラスバージョンは、マンゴー、パッションフルーツ、オレンジ、レモン、ライムなどの柑橘系とトロピカルフルーツを使用しています。このジンは、非常にフルーティーで清々しい風味があり、初めからフルーツの甘さと酸味が広がります。軽快な飲み口が特徴です。
おすすめの飲み方
このバージョンは、ストレートやロックで飲むのも良いですが、ハイボールでも好評です。フレッシュなミントやライムスライスをトッピングすることで、さらに爽快感が増します。
まとめ
ジンは、その多彩な風味とスタイルで多くの愛好家に親しまれています。スケープグレース・ブラックジン、マウシムジンのスパイス&ハーブ、トロピカルシトラスのそれぞれは、まったく異なるキャラクターを持ち、楽しみ方も無限大です。
ぜひ、これらのジンをBar Zolldichにてお試しいただき、各々の風味をお楽しみ下さい、ドライジンとは違う、クラフトジンならではの味わいを是非お試し下さい。