今日のブログは、少し前に入荷して、まだご案内できていなかったジンを4種類ご紹介いたします。
赤ワインのようなジン「ジェネラス・パープル」
こちらは、天然由来原料のみを使用したフランスのプレミアムジン「ジェネラス」より生み出された、ジン市場初の抗酸化作用を持つ、赤ワイン由来のポリフェノールを含んだジンです。液体もワインのような、綺麗なルビー色をしています。
赤ワイン特有の味わいがしっかり反映されていて、口に含むと、ジンと赤ワインの間のような不思議な味わいが広がります。そのあとからピンクグレープフルーツのもつ、シトラスフレーバーが爽やかに残ります。ジンも赤ワインも好き、という方にはぜひお試しいただきたいオシャレなジンです。
使用ボタニカル:ジュニパーベリー、ピンクグレープフルーツ、ティムットペッパー(ネパール山椒)、ブドウ由来ポリフェノールなど
アイリッシュミルクジン「バーザス・リベンジ」
ベーススピリッツとしているのは、なんと、ミルクからチーズを造るときの副産物である「ホエー」。昔からホエーは廃棄されてきましたが、そのホエーに特別な酵母を加えることで、乳糖をアルコールに変化させて、ホエーのスピリッツがつくられます。
そこに、アイルランドの湧水と18種類のボタニカルを使用してつくられたのが、このバーザスジン。ホエー由来のなめらかな口当たりに加えて、クミン、コリアンダーのスパイシーさが際立ちます。ストレートやロックもいいですが、カクテルにするなら、ドライオレンジを添えたジントニックがおすすめです。
※ちなみにバーザスという名前の由来は、アイルランド伝説の牛で、39頭も子牛を産み、49歳まで生きたギネス記録を持つ「Big Bertha」にあやかって名づけらました。すごい牛さんですね。
燻製香る「ダーンレイズ スモーク&ゼスト」
こちらは、ダーンレイズ蒸留所の限定版シリーズの1本。スモーク(煙)&ゼスト(柑橘の皮)という名の通り、オレンジピールの香りとスモーキーなフレーバーがマッチした、複雑かつ絶妙な逸品です。
松の木のチップで燻製した大麦を使用したベーススピリッツに、オレンジピールを含む数々のボタニカルと、さらには、ラプサンスーチョン(正山小種…松の葉で燻して香りづけをした、スモーキーな香りの中国紅茶)が使用されています。
使用ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、アンゼリカルート、オレンジピール、ローワンベリー、麦芽、ラプサンスーチョン(正山小種)
おすすめの飲み方はレモン、タイムを添えたジントニックと、このジンをベースにネグローニをつくると、美味しい「スモーキーネグローニ」ができます。
ベルギーの3姉妹がつくる「クローバージン・オリジナル」
ベルギーの大自然の中で育った3姉妹がつくりだす、とてもフローラルでフルーティな香りのジンです。女性蒸留家らしい、クローバーが描かれた可愛いボトルも素敵です。3姉妹だからクローバー(三つ葉)なんですね。
ジュニパーベリー、コリアンダー、カルダモンをベースに、ラベンダーやエルダーフラワー、カモミール、洋梨のはなやかな香りがしっかりと感じられて、ジンとは思えないほど、フレッシュで柔らかな味わいを生み出しています。そしてほのかに香るクローバーフラワー(シロツメクサ)のエッセンスもポイントです。
草花が広がる野原に寝転がってるかのような、大自然を感じさせる心地のいい香りで、最初香りをかいだときは、結構な衝撃をうけました。
おすすめの飲み方は、オフィシャルでも公開されている「クローバージントニック」。トニックで割ったらライムではなく、コリアンダーリーフ(パクチー)と、生姜のスライスを添えます。独特のオリエンタルな香りと生姜の風味が、クローバージンのアロマをさらに引き立てて、とても美味しいです。
パクチーは嫌いな方は、他にもクローバージンのカクテルレシピがございますので、ぜひお試しいただきたいです。
というわけで、4種類の個性的なクラフトジンを紹介しました。他にもジンの種類は豊富に取り揃えておりますので、ジン好きな方は、ぜひいろんな飲み方やカクテルベースで試してお気に入りを見つけてみてください。
以上、本日のブログは小林がお届けいたしました。