最近BAR Zolddichではノンアルコールを飲まれる方が以前よりも増えてきています。お酒が飲めないけどバーに行きたい方、2次会で仲間ときたけどお酒が弱いという方、女子会でお食事や会話中心に楽しまれる方など、理由はさまざま。そういう方にも楽しんで頂けるよう、今日はバーならではのノンアルコールカクテル(=モクテル)、「ガゾ」についてご紹介したいと思います。
イスラエル発祥のノンアルコールドリンク「Gazoz(ガゾ)」
Gazoz(ガゾ)はフランス語とトルコ語の両方に由来するようですが、イスラエルでは古くから炭酸飲料を指す言葉。ソーダとシンプルシロップから作られた、“昔ながらのソーダ”のようなもの。日本でいうサイダーとかラムネみたいな感じですね。コーラなどの他の炭酸飲料が流行ったためにガゾは時代とともに廃れていましたが、アメリカではこれを近年のトレンドにのっとってオシャレにアレンジしたものを売り出したところ、ちょっとしたブームになっているんだそう。
フレッシュフルーツやハーブを使ったガゾが女性に人気
どのようなアレンジがされているかというと、グラスにフレッシュなカットフルーツ、ハーブやエディブルフラワー(食用花)などを加えてソーダでスプリッツァースタイルに仕上げたもの。フレッシュでヘルシー、さらにフォトジェニックなことが女性に好評で、特にニューヨークやロサンゼルスなどで人気を集めているようです。そこで今回はZolddichオリジナルガゾを2つほど作ってみました。
マンゴー×柚子×ローズマリーのガゾ
こちらはフレッシュマンゴーの角切り、柚子のピューレミックスシロップを入れてグラスにソーダを注ぎ、ローズマリーを添えたガゾ。濃厚でトロピカルなマンゴーに、柚子とローズマリーのさっぱりとした爽やかな香り。柚子が苦手なかたはオレンジに代えても相性がいいのでおすすめ。エディブルフラワーも添えて見た目も華やかでインスタ映えなモクテルに。
ストロベリー×グレープフルーツ×タイムのガゾ
生フルーツのなかでも人気の高いイチゴを使って。甘みと酸味のバランスが美味しいイチゴに、グレープフルーツのほろ苦さ。スッキリとした香りをもつタイムを添えました。甘さ控えめ、さっぱりがお好きな方におすすめです。赤、緑、黄色のコントラストが鮮やかでキレイですね。
スタンダードなノンアルコールカクテルは炭酸やフルーツジュースを合わせてつくることが多いため、見た目も味もバリエーションが限られがちですが、生フルーツやフレッシュハーブを活かして作られるガゾは材料次第で好みに合わせたり、季節によって違いもも楽しめていいですね。お酒が飲めない方も、美味しいモクテルで充実したバータイムを過ごしていただけたらと思います(^^)
以上、本日のブログは小林がお届けしました。