【数量限定】春らしい自家製スピリッツ~桜のインフュージョンウォッカ

 

カクテル

2017~18年の厳しかった寒さも和らいで、一気に暖かくなり、お花見シーズン真っ只中になっていますね。外で賑やかに楽しむお花見だけでなく、バーでゆっくり一人飲みをして過ごす時でも、季節感を楽しんでもらえるよう、春らしい自家製スピリッツを作りました。

桜のインフュージョンウォッカをつくるきっかけは『ズブロッカ』

今回作ったのは、桜のインフュージョン(浸漬)ウォッカ。材料に使ったのは桜の花と葉の塩漬けです。ちなみに、桜は塩漬けにすることで、クマリンという芳香成分が生まれ良い香りでます。

塩漬けした桜の花を塩抜きして使用

これを作ることを思いたったきっかけは、ポーランド産のズブロッカの存在です。ズブロッカは、バイソングラスという植物を漬け込んでつくられ、まるで桜餅のような不思議な香りをもつのが特徴で人気のあるのウォッカです。

桜餅のような香りで人気の高いズブロッカのボトルの中にあるのはポーランド名産のバイソングラス。

この時期、ズブロッカのもつ桜のような香りを活かして、春を連想させるようなカクテルを作ることもあるのですが、実際に桜を漬けてウォッカを作ったらどうなるか、試してみることにしました。

桜の香りが詰まった自家製桜ウォッカが2日間で完成

桜の花と葉をたっぷり使用して2日間味見をしながら漬け込み

桜の花と葉の塩漬けをそれぞれ充分に塩抜きをして、一度乾燥させたものをウォッカに入れ、味見をしながら2日間漬け込みます。

漬けたものを濾してみると…桜の香りがぎゅっと詰まった自家製桜ウォッカが完成。ほんのり黄緑色に色づきました。ズブロッカが桜餅の“ような”香りと例えられるなら、この桜ウォッカはまさに桜の香りそのまんま。当たり前な話なんですが、どこまで味や香りが出てくれるか分からなかったので、結構しっかりと味も香りも美味しく出てくれたのでよかったです。微かながらに塩漬け由来の塩味も感じられて、ちょうどいい出来映えです。

自家製桜ウォッカソニック

冷凍庫で冷やしてあるのでストレートやロックおすすめ。アルコール度数がきついのは苦手という方は、シンプルに桜ウォッカをトニックウォーターで割っても美味しいです。爽やかな香りのトニックウォーターで割ることで、桜の香りがいっそう引き立てられます。トニックの甘味が気になる方は、ソニックスタイル(ソーダ+トニック)やソーダ割りでもOK。

この時期ならではの自家製スピリッツを是非お試し下さいませ。以上、本日のブログは小林がお届けいたしました。

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