【おすすめ3選】苦みの強いお酒『ビターズ』を使用した美味しいカクテル

 

カクテル

こんにちは川口です。今回は『ビターズ』を使ったカクテルを紹介します。

ビターズとは、樹皮や香草、香辛料、薬草等を加えてつくられた、苦味の強いお酒を指します。以前紹介した薬草系リキュールよりも苦味が強いものが多く、そのまま飲む事は少なく、数滴カクテル等に加える使い方です。

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有名なのは『アンゴスチュラビターズ』と『オレンジビターズ』です。どちらもカクテルの材料として欠かせないものです。

現在のBar 文化はアメリカで発達しました。初期のカクテルは、「蒸留酒に水、砂糖、そしてビターズを加えた飲み物」と定義されました。よって古典とされるカクテルの多くは、ビターズが使用されます。その後、お酒をお酒と混ぜるというスタイルが登場しますが、アメリカで禁酒法が施行され、バーテンダーは仕事を求めヨーロッパに渡ります。そこで出会った、各種リキュールやジュース、シロップ等の材料が使われるようになり、現在のスタイルが確立されます。

その後暫くビターズは注目されませんでしたが、最近になりカクテルにアクセントと風味、深みをつける目的で再評価されています。今回はそんなビターズを使ったカクテルを紹介します。

①オールドファッションド

アメリカのケンタッキーダービーで作られたと言われるカクテル。砂糖にアンゴスチュラビターズを垂らし、グラスに入れクラッシュアイスとウイスキーを注ぎます。オレンジやレモン、チェリーを飾り付けます。「蒸留酒と砂糖、ビターズ」という古典的なカクテルです。

フルーツや角砂糖をマドラーで潰しながら、お好みの味に!

②マンハッタン

言わずと知れたカクテルの女王です。レシピはライ・ウイスキー(またはバーボン)、スイート・ベルモット、アンゴスチュラビターズです。のちのイギリス首相になったチャーチルの母親が、マンハッタンのバーで考案されたとも言われます。チャーチルはマティーニ好きでしたが…

カクテルの女王マンハッタンです。甘味の中にピリッとビターズがきいてます。

③ファイン&ダンディ

レシピはジン、コアントロー、レモンジュース、アンゴスチュラビターズです。レシピ的には、ホワイト・レディに、アンゴスチュラビターズが加わった感じですが、ビターズによって苦味とキリッとした印象の一杯です。そこがまさにダンディ!といったところ。

ホワイト・レディとは違う苦味のきいたキリッとした味わいです。

以上、ビターズを使ったカクテルの紹介でした。

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