こんにちは、川口です。8月も中盤になると、連日じりじりと暑い日が続きますね。こういう時期は、キンキンに冷えたグラスで喉を潤すのが一番の贅沢だったりします。冷えたビールをぐっと一杯、と言いたいところですが、今回は「夏にぴったりの爽やかなカクテル」を4つご紹介します!
仕事帰りにふらっとバーに立ち寄って、ミントの香りがじんわり鼻を通るグラスを手に、ほっと一息つく。そんな時間って本当に気持ちいいんですよね。私も毎年この季節になると、どのカクテルを作ろうか、いつも考えてしまいます。今日はそんな夏のカクテルの魅力を、バーテンダーの視点からお届けします。
夏カクテルの王様、モヒート

まず紹介するのが「モヒート」です。夏カクテルの定番中の定番ですが、実は奥が深い一杯なんです。グラスの中でミントと砂糖をしっかりマドラーで潰し、ライムを絞り入れ、ラムを注いでクラッシュドアイスを加えてよく混ぜます。ミントとライムの香りがぎゅっと凝縮された、濃厚な味わいが魅力です。
モヒートは16世紀のキューバで誕生したとされており、砂糖きびを原料とするラムが豊富だったこの地域で、自然と生まれたカクテルだと言われています。混ぜながら少しずつ味が変化していくのも楽しいポイントですね。ミントは軽く潰すのがコツで、弱すぎると香りが立たず、逆に強く潰しすぎると青臭さが出てしまいます。当店でお作りする際は、その日のミントの状態を見ながら、ベストな潰し具合を調整しています。
メキシコの太陽を感じるパロマ

次は「パロマ」です。メキシコ生まれの、テキーラベースの爽やかカクテルで、実はマルガリータより人気があるんじゃないかと思うほどです。グレープフルーツの炭酸飲料とライムジュース、そしてテキーラを合わせるだけとシンプルながら、グラスの縁に塩をまとわせることで味がぐっと引き締まります。
「パロマ」というのは、スペイン語で「鳩」という意味なんです。すっきりとした苦味と酸味が特徴で、暑い日の一杯目にぴったり。メキシコでは日常的に飲まれているカクテルで、現地ではグレープフルーツソーダを使うのですが、日本ではグレープフルーツジュースとトニックウォーターを使うのが一般的になっています。当店では、その時々で飲み比べやすくアレンジしながらお作りしていますので、お気軽にご相談ください。
ブラジルの陽気さが詰まったカイピリーニャ

3番目は「カイピリーニャ」です。ブラジル生まれのカクテルで、カシャッサというサトウキビ由来の蒸留酒をベースに、ライムと砂糖をマドラーでしっかり潰して作ります。見た目以上にガツンとくる一杯で、暑い夜に飲むとやみつきになる方が本当に多いですね。
ブラジルの国民的カクテルとも言われていて、カーニバルの時期にはバーやクラブで山のように作られるんだとか。現地の陽気な雰囲気そのままに、飲むほどに元気が出てくるような、そんな一杯です。ブラジル系の音楽を聴きながら飲むと、さらに旅気分が味わえますよ。当店でも時々ボサノバをかけたりするので、そういう日に飲むと最高です。
塩気がたまらないソルティドッグ

最後は「ソルティドッグ」です。グレープフルーツジュースとウォッカ、そしてグラスの縁にまとわせた塩。甘さと塩気のバランスが絶妙で、汗をかいた後に飲むと体にじんわり染み渡ります。当店では、この塩をつけるかどうかはお好みで調整できますので、気軽にお申し付けください。
また、ウォッカではなくジンを使い、塩を直接加えてシェイクで作るオールドスタイルのレシピもあり、こちらはより骨太な味わいが楽しめます。名前の由来は、船乗りたちが塩辛い作業をしながら飲んでいたことから来ているとされています。その当時の船乗りたちも、こんな風に暑い夜空の下で、塩辛いカクテルで乾杯していたんでしょうね。
夏こそ、冷たいグラスで乾杯を
暑い夏こそ、冷たいグラスと爽やかな一杯で乗り切りたいものです。ご紹介した4つのカクテル以外にも、当店では季節に合わせた様々なカクテルを取り揃えています。女性向けのフルーティーなものから、男性向けの濃厚な味わいのものまで、あなたの好みに合った一杯がきっと見つかるはずです。
お仕事帰りに、ふらっと涼みにいらしてください。立川駅北口から徒歩2分の当店は、グループはもちろん、バー初心者や女性の一人飲みも大歓迎です。一人で静かにカクテルを楽しむのもいいですし、友人と一緒にワイワイ飲むのも素敵ですよね。あなたのお気に入りの一杯が見つかるまで、何度でもご来店ください。
それでは、ご来店をお待ちしております。


