今年2020年は梅雨が長く、どんよりした蒸し暑い日が続きますね。そんなじめじめした季節にもぴったりの、野菜を使ったフレッシュカクテルをご紹介します。今回はブラッディ・サムをアレンジした「自家製セロリジンとフルーツトマトのブラッディ・サム」です。
※「ブラッディ・サム」はジン×トマトジュースのカクテル。ベースにウォッカを使うと、よく知られる「ブラッディ・メアリー」になり、テキーラを使うと「ストローハット」となります。
タンカレー・ナンバーテン×セロリ
新鮮なセロリとジンを合わせて、まずは、ベースとなる自家製のセロリジン作りを行います。今回は選んだジンは「タンカレー・ナンバーテン」。フレッシュフルーツや手摘みのボタニカルなど、素材にこだわって作られた、繊細かつ洗練された味わいをもつジンです。
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そのタンカレー・ナンバーテンと、セロリの葉、茎を小型の蒸留釜に入れて火にかけていきます。蒸留器の出口から滴りおちたのを味見してみると…セロリの香味がしっかりとジンのフレーバーに乗っていました!アルコール濃度を45%に調整加水して、爽やかなセロリジンの完成です。
フルーツトマト×スロージューサー
次は合わせるトマトジュースです。今回選んだトマトはフルーツトマト。フルーツトマトは普通のトマトに比べて高糖度で、濃縮された味わいで香りが強いのも特徴です。こちらのフルーツトマトを、贅沢に2コ分スロージューサーを使って、ゆっくりと搾汁していきます。
スロージューサー(コールドプレス・ジューサー)を使うことでトマトの栄養素を壊さず、ジュースにすることができます。余分な種なども取り除かれ、トロッとほどよい果肉感のあるトマトジュースに仕上がります。市販品のトマトジュースとは比べ物にならないくらい美味しいです。
カクテルを引き立てる副材料を加える
出来上がったセロリジンとトマトジュースを合わせる他に、味をひきしめるための副材料を加えていきます。フレッシュレモンを1カット搾り、爽やかな酸味を加えたら、セロリの香りをより引き立たせるアクセントとして、セロリビター、セロリソルトを少々。さらにリーペリンソース、ブラックペッパーでスパイシーさを追加。
【レシピ】
- タンカレー・ナンバーテン・セロリジン 25ml
- フルーツトマト 2コ
- セロリビター 1dash
- セロリソルト 2振り
- カットレモン 1搾り
- リーペリンソース 3drop
- ブラックペッパー少々
最後にセロリとドライレモンを飾って…完成!
フレッシュなトマトの味わいと、あとに香る爽やかなセロリとジンのフレーバー。まるで冷製スープのような、夏向けカクテルに仕上がりました。新鮮野菜が梅雨と暑さでバテた体をリフレッシュしてくれます!トマトは美肌効果もあるので、女性のお客様はぜひ(^^)
また、セロリジンはジンソニック・スタイルでの飲み方も、とても爽やかでおすすめですので、こちらもぜひお試しください。
以上、本日のブログは、小林がお届けいたしました。