先日一度お知らせしましたが、7/22(日)に横浜で行われるバーテンダーの大会「ヨコハマカクテルコンペティション2018」に出場する小林です。今日は当日出品する創作カクテルをご紹介させて頂きます。
【今年の大会のテーマは…】
日仏友好160周年を迎える今年、ヨコハマカクテルコンペティション2018のテーマは“横浜とフランスを結ぶカクテル”。そこで横浜とフランスを強く結ぶきっかけとなった歴史に注目しました。
開港以来、横浜は港町として発展してきましたが、その中でも最大の輸出品は生糸。そして横浜からの生糸の輸出先で最も関わりの深い国がフランスでした。
16世紀、フランスのリヨン市は“絹の町”として絹織物産業が栄え、17世紀には絹製品が輸出品1位に。しかしその後、蚕の伝染病により、絹織物産業は危機に陥ります。リヨンの絹織物業者は原料の生糸を求め、横浜を訪れました。当時日本の良質な生糸を扱っていた横浜港からリヨン市へ輸出された生糸が、フランスの経済復興につながったと言われています。こうして生糸を介して横浜とリヨンの交流が始まり、1959年4月7日には姉妹都市となりました。
生糸が紡いだ歴史、結ばれた絆がこの先も途切れることなく紡がれていくことを願い、カクテルを作りました。
「filage フィラージュ」
フィラージュとはフランス語で「紡ぎ」
フランスのスピリッツ、リキュールと日本のリキュールを合わせて絹のように優しく柔らかい味わいと色彩を表現しました。特に女性に好まれやすいカクテルに仕上がったかなと思います。
レシピ
グレイグース ラ・ポワール(洋梨のフレーバードウォッカ) 25ml
ルジェ ぺシェ(ピーチリキュール) 10ml
ジャポネ 桜(桜リキュール) 10ml
モナン ジャスミン・シロップ 5ml
フレッシュレモンジュース 10ml
※デコレーションは大会当日寸前まで完成度を日々上げていくため、現段階の画像ではあえて飾っていません。大会当日までのお楽しみ。
7年連続の出場ですが、今年もいい結果が残せるよう頑張りたいと思います。尚、当店にてチケット絶賛販売中です(前売り¥6000、当日は¥7000)。選手の演技観戦はもちろん、多数の試飲ブースや表彰式を兼ねた立食パーティーなど、お客様もお楽しみ頂けるコンペティションですので、興味のある方は是非この機会にご参加下さいませ。お取り置きやご購入はお早めにお申しつけ下さい。皆様、応援のほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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