アブサン初心者にもおすすめ!飲みやすくて美味しいアブサンBEST3

 

現在、バーゾルディックには約20種類のアブサンがあります。(以前のブログでもそのうちのいくつかをご紹介しました。

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定期的に海外より取り寄せて仕入れたりするため、品揃えのラインナップは変化しますが、そのなかでも今回はアブサン初心者の方におすすめの飲みやすいアブサンBEST3をご紹介したいと思います。「アブサンて何?」という方は下記のブログをご覧下さい。

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Mansinthe (マンサン)~スイス/オリバーマター蒸留所

こちらは前にも少し紹介しましたが、アメリカのロックバンド「マリリン・マンソン」のボーカリストであり、アブサン愛飲家であるマリリン・マンソンがプロデュースしたアブサン。スイスの老舗蒸留所「オリバーマター蒸留所」のオーナーでアブサン作りの天才とも言われるオリバー氏と、2年もの年月をかけて作り上げたもの。人工甘味料、人工着色料は不使用の無添加アブサン。2008年のコンペティションでも金賞を受賞しています。

アルコール度数66.6という数字や、マンソンが自ら描いた水彩画のラベルも、彼のこだわりと世界観があらわれている一本。ダークなイメージとは裏腹に、甘味と苦味のバランスがとても素晴らしく、加糖でも無加糖でも美味しい。初めてアブサンを飲むという方におすすめ。

アブサン愛飲家のマンソンこだわりの一本。アブサンとマンソンをかけて「マンサン」と名付けられた。

Clandestine (クランディスティーヌ)~スイス/アルテミジア蒸留所

アブサン発祥の地、スイスのヴァル・デ・トラヴェール、クヴェ村のアルテミジア蒸留所。“アブサンの天才蒸留家”と言われるクロード=アラン・ブニョン氏が、たった一人でアブサンを手作りしています。彼のアブサンはこれまでにも数々の賞を受賞。

このクランディスティーヌは、2005年3月1日、=スイスのアブサン解禁日のために作られたアブサン。「クランディスティーヌ= 秘密の」という意味の名前も、アブサン解禁前から“秘密に”製造していた時からのブニョン氏の情熱と、解禁への祝いが込められています。

ニガヨモギをはじめ、10種類以上のトラヴェール産のハーブを使用。魅惑的な甘い香りと余韻、ほんのり残る苦味のバランスが素晴らしい。度数も優しく飲みやすいです。

中央の綺麗なブルーのボトルがクランディスティーヌ。両サイドも同蒸留所アルテミジアのアブサン。(左…アンジェリーク、右…カプリシューズ)

BOURGEOIS (ブルジョワ)~フランス/エミル・ペルノ蒸留所

アブサンが禁止される前からあったアブサンで、その当時のレシピを再現した復刻版のようなものです。グラスに入ったアブサンを舐める猫のラベルが可愛くて、完全に見た目だけで選んで初めて飲んだ時は、期待以上の美味しさで感激でした。ラベルは、当時販促に使われていたポスターのデザインが使われています。

エミル・ペルノのアブサンは、結構個性的な味わいのものも多いですが、このブルジョワは度数も低めで、ほどよい甘さと軽い口当たりで飲みやすいです。ベースのスピリッツは甜菜が原料。それゆえ、この優しい甘さが引き立つのかもしれませんね。甘~いのが好きな人は角砂糖をいれてもOKです。

可愛いボトルのアブサン・ブルジョワ。個人的にはハーフロックで飲むのがおすすめ。

今回は飲みやすくて美味しい、おすすめのアブサンをご紹介しました。初心者の方向けに、使われているハーブなどの詳しい説明は割愛させて頂きましたが、また今後のブログでも紹介していきたいと思います。以上、今日は小林がお届けしました。

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