【2025年1月】Bar Zolddichで取り扱い中のビール5種をご紹介

 

こんにちは、川口です。今回はビールの紹介をさせて頂きます。

先日、当店のドラフトビールがイタリア産の「ペローニ ナストロ・アズーロ」に切り替わりましたので、報告を兼ね、Zolddichで取り扱っているビールも合わせてご紹介させて頂きます。

ペローニ ナストロ・アズーロ

ペローニ ナストロ・アズーロ

新ドラフトビールである「ペローニ ナストロ・アズーロ」はイタリア国内での消費量トップクラスのビールで、ピルスナースタイルのライトなタイプです。

創業は1846年、イタリア北部のロンバルディアに醸造所を開設し、1864年にはローマに第二醸造所を開設しました。日本でいうとまさに幕末の時代ですね。その後、イタリア王家だったサヴォイア家の御用達となったビールです。”ナストロ・アズーロ”は「ブルーリボン」の意味で1933年に大西洋横断レースでブルーリボン賞を獲得した、客船レックス号にあやかっています。

ペローニが専売特許を持つトウモロコシを副材料として使用し、バランスのとれた苦味と、柑橘類を思わせるの香り、さっぱりとして爽やかな飲み心地で、すっきりとしたキレのある後味です。是非お当店でお試し下さい。

ギネス・オリジナル

ギネス・オリジナル

ギネス・オリジナルは1759年創業のアイルランド産ビールで、スタウトビールの代表です、スタウトの中でも軽めのドライスタウトになります。

スタウトは「強い」といった意味で本来はアルコール度数も高いものでした。現在ギネスはドラフトタイプはアルコール4%程、さらに窒素をサーブ時に添加する事で発生するクリミーな泡が特徴ですが、こちらのギネス・オリジナルは5%で窒素を充填していない、1821年に書き記された、全てのギネスの元となったレシピを再現した本来のギネスです。

ドラフトに比べ苦味がしっかりとしてますが、滑らかな口当たりは変わらず、ドラフトとは一味違う味わいをお試し下さい。

ヒューガルデン・ホワイト

ヒューガルデン・ホワイト

ヒューガルデン・ホワイトはベルギーのヒューガルデン村が原産のホワイトエール(ベルジャンホワイト)です。

ヒューガルデン村付近では中世から小麦を使用したビールが作られていましたが、20世紀に入るとピルスナータイプのビールに押され、1957年に最後の醸造所が閉鎖されてしまいました。しかし、ヒューガルデン村出身のピエール・セリス氏によって復活され、村の名前に因みにヒューガルデン・ホワイトと名付けられました。

ベルギービールはスパイスやハーブを使用するため、日本では発泡酒(酒税法で”ビール”とはならない)となる銘柄が多く、ヒューガルデンもコリアンダーやオレンジピールを使用しているため発泡酒となります。華やかで軽やか、そして小麦からくるフルーティな味わい、飲みやすく女性にもオススメです。

グースアイランド IPA

グースアイランド IPA

グースアイランドIPAはアメリカのシカゴで1988年創業のクラフトビールメーカーです、名前の由来は醸造所近くの人工島、グース島からきています。グースはガチョウですね、子供の頃に映画を観た事がある方も多いのではないでしょうか?

“IPA”とはインディアン・ペール・エールの略で、昔イギリスが植民地だったインドへビールを輸送するために、防腐効果のあるホップをふんだんに使用し醸造したビールを起源とし、ホップの香りが強いビールです。

グースアイランドはアメリカ最大規模の自社ホップ農園を所有し、そこで生産されるホップを使用しています。ペールエールらしい華やかさと、ホップの香りと苦味が調和した味わいです。IPAですが、ホップは優しめで主張しすぎない、IPAを飲まれたこと無い、あまり得意ではないという方でもオススメです。

立飛ペールエール

立飛ペールエールは当店と同じ立川にある、立飛麦酒醸造所でつくられているビールです、2021年創業の新しい醸造所です。3種の定番と季節ごとのビールがありますが、当店ではペールエールを取り扱っております。

醸造されるビールは麦芽、ホップ、酵母、水しか使わず、炭酸もナチュラルカーボネーションで造られています。大手メーカーをはじめとして、ビールの炭酸は後から添加されているものが多いですが、”ナチュラルカーボネーション”酵母の発酵で作られる炭酸のみという、本来の方法で醸造されているビールです。

以上、2025年1月時点での、取り扱いビール5種をご紹介いたしました。普段カクテルやウイスキー、ワインが中心で、あまりビールを飲まれない方も、この機会に是非飲み比べてみてください。ご来店、心よりお待ちしています。

042-527-1616