ビール好きが語るビールの魅力 ~下面発酵と上面発酵

 

こんにちは、川口です。突然ですが、皆さん一番お好きなお酒は何でしょう?自分の一番好きなお酒はビールです。ウイスキーやカクテルよりも実はビールが大好きなんです。

ビールと言えばのど越し、辛口、苦味って思っている方も多いのではないでしょうか?それだけではありません。ビールには様々な味があります!複数の材料で作るカクテルは当然、味のバリエーションは無限と言えるほどにあります。実はビールにも限りない味のバリエーションがあるんです。副材料があるとはいえ、単一ジャンルのお酒で一番味のバリエーションがあるのは、ビールではないかと自分は思ってます。

ビールは大きく分けて下面発酵(ラガー)上面発酵(エール)の二種類があります。この二種は主に酵母の違いです。一概には言えないのですが、下面発酵はのど越しや麦由来の苦味、そしてキレ味が主になると思います。ドイツやチェコが代表的な産地で、世界中でよく飲まれているタイプです。「ピルスナービール」といわれるのがその代表で、日本でメジャーな銘柄もほぼこのピルスナーに分類されます。

当店の樽生レーベンブロイ(ドイツ)もこのタイプです。

対して上面発酵はキレはないですが、ホップと麦の深い味わい、そして香りが特徴です。のど越しというよりは、ゆっくりと味わいながら楽しむのがおすすめ。産地としてはイギリスが多いのですが、昨今流行っているクラフトビールも上面発酵系が多いです。また日本では黒ビールといわれる事が多いのですが、ギネス(アイルランド)などのスタウトビールも上面発酵系のビールです。
自分は上面発酵系が好きなのですが…

そして忘れてはいけないのが、独特のビールを生み出すベルギービールです。ベルギービールの特徴は副材料です。ヒューガルデンに代表されるように、コリアンダーやオレンジピール等、様々な副材料を使います。よって味のバリエーションも多岐にわたっています。日本では法律上発泡酒の部類になるのですが、れっきとしたビールです。

ベルギービールのヒューガルデン ホワイト

ある時、ビールを美味しく思ったその日から、今まで飲んだビールの種類は数知れず…将来痛風になるのが心配になってきましたが…それでも飲み続けてます。居酒屋に行ったりするとビールをひたすら飲み続けるので、すごい高くつくのが痛いところ…

しかし俺にビールを飲むのを止めさせる?、、、そんな事は無駄なことだぜっ!って事で本日のカクテルはシャンディー・ガフです。カクテル言葉は“無駄なこと”

シャンディガフ

レシピはビールとジンジャーエールを1対1でグラスに注いで軽く合わせたら完成。自分は食後に飲むのがさっぱりしてオススメです。

042-527-1616