冷燻ホタテと春菊のクリームソースパスタ

 

今回は前回のブログで紹介させて頂いた【ホタテの冷燻】と、旬の野菜【春菊】を使ったパスタを御紹介したいと思います。

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春菊の旬は冬

熱に強く茹でても色が抜けにくい春菊

春菊は名前からして春が旬かと思われがちですが、実際の旬は冬の11月〜2月頃の緑黄色野菜です。※名の由来は春に菊に似た黄色い花を咲かせることから。

また、関西地方では「菊菜(きくな)」とも呼ばれ、刈り取っても何度も茎葉を出すことから、無尽菊と呼ばれることも。春菊は中国、東南アジア、日本では食用とされてますが、ヨーロッパでは観賞用として栽培されてるそうです。

春菊は栄養素が豊富

春菊100gに含まれるβカロテンは、摂取すると体内でビタミンAへと変換され、その量は20代女性の1日の必要摂取量の2/3に相当するほどです。動物性のビタミンAは、多く摂りすぎると過剰摂取症になる恐れがありますが、植物性のβカロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換されるので、摂りすぎても安心です。

ビタミンAとその他の効能

  • 目の健康維持
  • 皮膚や粘膜の保護→ウイルスや細菌からの感染予防

特に今のご時世、ウイルスからの感染から身を守るためにも欠かさず摂取しておきたいところですね!また、春菊のもつ独特な香りには、咳や痰(たん)を鎮めたり、胃腸を丈夫にする効果もあるとされています。

長々となりましたが、それではこの春菊と燻製ホタテを使ってパスタを作っていきます!

パスタの作り方~リングイネを使用

今回使用するパスタはリングイネ

まず茹で時間のかかるパスタ麺(リングイネ)を先に茹で始めます。リングイネとは”平たい舌”という意味で、その名の通り平たい麺でソースと絡みやすく、クリームソースとの相性はバツグン。

先に味出し用のホタテのみソテーしてます

パスタを茹で始めたらソースを作っていきます。オイル漬けにしている燻製ホタテの余分な油をキッチンペーパーでよく拭き取り、バターを溶かしたフライパンでかるくソテーしていきます。味出し用にホタテをほぐしたら、具用のホタテも入れてソテーしたら貝のだし汁、牛乳、ホワイトソースを加えてソースを煮詰めます。

ホタテの旨味、風味×クリーム

パスタが茹で上がったらソースと和え、火を止めてレモンを搾りかけてから皿に盛り付けます。黒胡椒を振り、軽く塩茹でした春菊を乗せ、レモンスライスを飾って完成です。

春菊の食感にレモンの爽やかな香りとホタテの旨味

季節限定のパスタですので是非ともお早めにどうぞ。

以上、今回の記事は山路が担当しました。

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