先日のブログで、クリスマスにおすすめのスタンダードカクテルをご紹介させて頂きましたが(ブログ「【女子会やデートに】クリスマスのおすすめカクテル~スタンダードカクテル編」)、今回はゾルディックX’mas限定メニューとしまして今旬のフルーツ、苺を使ったX’masにぴったりのカクテルを2種類ご用意しました。甘いデザートカクテルと、さっぱりとした口当たりのカクテル。それぞれご紹介したいと思います。
【 ストロベリー・エッグノッグ 】
こちらは新鮮な苺とたまごを使ったデザートカクテル。エッグノッグとは、一般的にブランデーやラムなどの洋酒をベースに、卵黄を使って作る甘いミルクセーキのようなホットカクテル。以前ホットカクテルについてのブログでも少しご紹介しましたが、北米ではクリスマスやお正月の定番ドリンクとして親しまれています。(→ブログ「仕事や遊び帰りの寒い夜にほっこり…体温まるホットカクテルのおすすめ」)卵酒のようにホットで作られるのが一般的なエッグノッグですが、今回はこのエッグノッグに苺を加えて、冷たいデザートカクテルに仕上げました。エッグノッグには卵黄の他に牛乳、砂糖が使われています。そのカスタードクリームにも似た味わいを活かし、そこにフレッシュな苺の果肉、果汁を合わせてショートケーキや苺のミルフィーユのようなスイーツをイメージしました。
苺は果肉感を残すためにジューサーは使わず、ペストルで丁寧につぶします。そこに卵黄、牛乳、砂糖、ナツメグを加えてよく混ぜ合わせる。(ナツメグは卵や牛乳の生臭さを消す効果があります。)ブランデーと少しのラムを加えたら、シェイクをしてグラスに注ぎ、デコレーションをつけて完成。ちなみにブランデー、ラムを入れなければノンアルコールでお楽しみ頂けます。
【 苺とローズマリーのロッシーニ 】
ロッシーニとは苺とスパークリングワインをブレンドしたシンプルなカクテル。この組み合わせはクリスマスシーズンにぴったりなので、この時期いろいろなバーで作られることも多く、冬のフレッシュフルーツカクテルの定番といえるかもしれません。ちなみにロッシーニという名前はイタリアのオペラ作曲家ジョッキアーノ・ロッシーニ氏からつけられたそうです。となると、イタリア産スパークリングワイン、スプマンテを合わせるのがカクテル名にはふさわしいところ。ですが、今回は今当店も参加している立川フェスタ「TachiCava(タチカバ)」にちなんで、スペイン産のスパークリングワインのカバを使用。ピューレ状にした苺と合わせると、カバのきめ細かい泡立ちとともに、フレッシュな苺の香りと甘さが広がります。仕上げに苺と相性のいいローズマリーの香りと彩りを添えて完成。最初の乾杯にも、お食事の前後にも合う、さっぱりとした口当たりのカクテルです。
なお、こちらのX’mas限定カクテルは12月24日(日)、25日(月)の2日間限定となります。どうぞこの機会にお試し下さいませ☆今日のブログは小林がお届けしました。