こんにちは川口です。新入荷のウィスキーのご紹介です。今回新しく入ったのはウィスキーは「グレングラント アルボラリス」です。
グレングラントの歴史
グレングラント蒸留所はスコットランドで1840年創業の180年以上の歴史を持つ蒸留所です。スペイサイドでは唯一、仕込みから瓶詰めまで一貫している蒸留所で、「simplicity(飾りけのないこと)」をモットーとし、高品質のウィスキーを製造しています。
創業者はジェームズとジョンのグラント兄弟。ジェームズは実業家で、モレイシャー鉄道の創業者でもあり蒸留所付近の鉄道網を整備し、ジョンはアベラワー蒸留所で蒸留技術を学んだそう。付近の鉄道網が整備されていた事で、原料の輸送のみならず、大量輸出も可能にしグレングラントはスコットランド外で売られた、初のシングルモルトウィスキーになります。現在でもイタリアでは絶大な人気をもち、シングルモルトウィスキーシェア1位となっています。

そんなグレングラントとの味わいの礎を築いたのは、2代目のジェームズ“ザ・メイジャー”グラントで、彼が発明した細身でヘッドの長い蒸留器と精留器は、グレングラントのフルーティな味わいとクリアな酒質を生み、現在も受け継ががれ、グレングラント蒸留所の象徴となっています。
また、探検家としても知られる彼は、アフリカからヒマラヤまで探索し、世界中からさまざまな果実や植物を採取しました。1886年には22エーカーとう広大な庭園「ガーデン・オブ・スプレンダーズ」を設立し、世界中から集めたコレクションを展示し、グレングラントの個性と複雑さへインスピレーションを与えています。
新ラインナップ「アルボラリス」の名前の由来や味わいなど
そんなグレングラントから新しく、ラインナップに加わったのが、「グレングラント アルボラリス」です。“アルボラリス”はラテン語で、「木漏れ日の意」。ザ・メイジャーが造った庭園から差し込む木漏れ日にインスピレーションを受け名付けられました。


バーボン樽とシェリー樽のヴァッティング。木漏れ日のような明るい黄金色、ソフトでスムース、柑橘系の華やかなフレーバー果実のフルーティさ、切れの良いフィニッシュです。ストレート、ロック、ハイボールでも、ウイスキーをあまり飲まれてこなかったにもオススメです。ウイスキーは初めてという方、ウイスキー大好きという方も、新定番となった「グレングラント アルボラリス」を、是非一度お試し下さい。
Bar Zolddichは、立川駅北口から徒歩2分、バー初心者の方も女性のお一人様も大歓迎!お仕事帰りやデート帰り、ディナー後の一杯に、是非お立ち寄りください。