【夏季限定パスタ】燻製梅とエビの大葉ジェノベーゼ

 
燻製×和のコラボレーション

こんばんわ、山路です。今回は夏季限定のジェノベーゼパスタのご紹介です。

通常のジェノベーゼはバジルを使いますが、バジルの代わりに大葉を使い、これに燻製した梅を組み合わせました。赤紫蘇は梅の色付けに使われるように相性の良い食材。大葉の爽やかさと梅の酸味が、夏らしさを感じさせる和のテイストにとてもマッチします。

燻製梅干しの仕込み

梅干し(紫蘇風味)を脱水シートに挟んで数時間置き、水分を除いておきます。

1日以上脱水しても問題ないです。

脱水した梅干しをヒッコリーのウッドチップを使って燻製していきます。桜のチップも合いますが、梅と大葉の邪魔にならないよう、あえて主張の少ないヒッコリーで燻しました。

これにより梅と大葉を引き立たせた上で、そこに燻製の香りもプラスした風味に仕上げています。

燻製後の梅干しがこちら。見た目の変化は少ないがしっかり燻製の香りが付いてます。

大葉のジェノベーゼの仕込み

大葉、松の実、ニンニク、パルミジャーノ・レッジャーノ(削ったもの)、燻製梅干し(種は除く)にオリーブオイルを加えてブレンダーで撹拌します。

オイルはブレンダーが回る程度の量で少しずつ加えます。

完成したものがこちらです。

大葉と燻製梅の爽やかな和のジェノヴェーゼ

では下準備ができたところで、パスタを作っていきます。

まず麺を茹で始めます。茹でている間に海老をフライパンでソテーし、白ワインを少々振りかけたら、強火でアルコールを飛ばして茹で汁を加え、火を止めます。

燻製梅干し2粒分を、種を取り除いて1粒分だけフライパンのソースにほぐし入れます。麺が茹で上がる直前に、仕込んでおいた大葉のジェノベーゼも加え、弱火にかけてソースを温めてます。

ジェノベーゼは香りを飛ばさないよう弱火で温めます

麺が茹で上がったらソースと和えて皿に盛り付け、残りの燻製梅を散らし、大葉の千切りを乗せたら完成です。ゾルディックならではの燻製に、暑い夏にぴったりな爽やかさを掛けた、和風ジェノベーゼをご賞味頂けたらと思います。

お仕事帰りのお食事がてらや、一人飲みでも入りやすいBARですので、お気軽にお立ち寄り頂けたら幸いです。

以上、今回の記事は、山路が担当しました。

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