こんばんわ、山路です。本日は6月の季節限定パスタを紹介します。
今回のパスタでは使う食材は、5~9月が旬のスルメイカ。そしてボッタルガ(カラスミ)。
スルメイカは煮ても焼いても揚げても美味しい食材。夏祭りの屋台などでもよく見かけますね。バターやマヨネーズをからめて食べるのが私は好きです。今年は夏祭りが開催されるかもと思うと今から楽しみです。
ボッタルガとはイタリア産のカラスミ(唐墨)です。ちなみにカラスミとは、主にボラの卵巣を塩漬けにした後、塩抜きして天日干しで乾燥させて作られるものです。漢字で書くと唐墨と書くのは、中国で作られる墨”唐墨”に形状が似ているため。
※日本で作られる和墨と比べると唐墨は角のとれた丸みのある形をしている。
と散々ブロックタイプのカラスミの説明をしてましたが、今回はパウダー状のカラスミを、自家製スモーカーを使って燻製カラスミを作り、最後にパスタに振りかけて使ってます。
それでは実際にパスタを作っていきましょう。
【食材】
- 真イカ(スルメイカまたはヤリイカ)
- 燻製カラスミ
- バター
- 鷹の爪
- ミニトマト
- ルッコラ
まずはパスタを茹で始めます。その間にソースを準備していきます。
フライパンにオリーブオイルを少々ひき、輪切りにしたイカをソテーします。火が通ってきたら臭み消しに白ワインを1振り。
アルコールを飛ばしたらバター少々、ゆで汁、湯も加えて伸ばし、トマトを握って種を流水で洗い流してから入れ、中火でかるく煮込んでトマトの味が出たら鷹の爪も加えて火を止めます。
茹で上がったパスタとソースをからめて皿に盛り付けたら燻製カラスミを振りかけ、ルッコラを乗せて完成です。
ルッコラのもつゴマ油のような風味。そこに燻製カラスミの鰹節のような風味と塩っぽさが実にマッチ。ニンニクを使わない分、イカとトマトの味を活かしたオイルパスタとなっております。
ゾルディックにお寄りの際は是非一度ご賞味下さいませ。以上、今回の記事は山路が担当しました。