【新作パスタ】燻製セミドライトマトのペスカトーレ

 

こんばんは、山路です。今回もゾルディックならではのメニュー、燻製セミドライトマトを使った、海の幸のパスタ『ペスカトーレ』をご紹介します。

ペスカトーレとは、イタリア語で漁師風という意味の通り、イカや海老などの魚介類や貝類といった、海の幸をふんだんに使ったパスタです。

基本的には、トマトソースであることが多いこのペスカトーレ。今回ご提供させて頂くのは、ただのトマトソースではなく、燻製したセミドライトマトを使った、ちょっとスモーキーな味わいのペスカトーレです。

それでは、簡単にですが作ってる時の行程を見ていきましょう。事前に仕込んでおくものはトマトソースだけなので、まずはその行程から。

燻製セミドライトマトを作る

最初にカットしたミニトマトに塩をかるく振り、ディハイドレーター(温風乾燥機)で乾燥させていきます。

乾燥させたセミドライトマトがこちら↓

表面はある程度乾いていて中は水分を保持している状態。

さらにこのセミドライトマトを、スモーカーで燻製します。スモークの温熱で表面は完全に乾燥して中はしっとり。このまま食べても普通に美味しいです。

トマトソースの作成

ガーリックオイルに、潰したトマトを入れて少し煮詰めたトマトソースに、先程の燻製セミドライトマトを加えてさらに煮込んでいきます。この時に味に深みを出すためにスモークオイルサーディンも少し加えてます。

シーフードと合わせて仕上げ

スモーキーな燻香が付いたら出来上がり。燻製仕立てはえぐみが出る為、一日置いてから使います。

それでは仕込んだソースを使ってパスタを仕上げていきます!今回使うシーフードは有頭海老、イカ、アサリ、ムール貝の4種類です。海老は頭を残して、殻と背わたは取り除いておきます。

一人前の具材。イカは必ず冷凍してから使う。

まず、これらの具材をオリーブオイルでソテーしていき、白ワインをかるく振ります。具材に火が通ったら燻製ドライトマトのソースを加え、ソースが温まったら茹でたパスタと絡めて盛り付けたら完成です。

いかがでしたでしょうか?一見ありきたりなペスカトーレも、燻製感ある斬新さを一度味わってみては?簡略しての説明でしたので疑問に思ったことなどありましたらお気軽にお聞き下さいませ。

それでは皆様の御来店、心よりお待ちしております。

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