今回おすすめするフレッシュフルーツカクテルは、今最も美味しい時期を迎えている、「金柑」を使ったカクテルです。
今、風邪やインフルエンザで体調を崩されてる方が多い時期だと思います。そんな季節にぴったりのフルーツ、金柑について少しご紹介します。
金柑は古くから風邪にいいとされ、咳止めや喉の痛みをやわらげる、生薬として親しまれてきました。
金柑には炎症を起こした喉や鼻の粘膜の回復を助ける栄養がたくさん含まれています。またさらに粘膜を強くし細菌の侵入を防いだり、免疫力を上げる効果があるといわれています。
みかんなど柑橘類のフルーツは、特に皮の部分にたくさんのビタミンCが含まれていますが、通常皮は食べる時にはずしてしまいますよね。金柑は皮ごと美味しく食べられるので、ビタミンCもたくさん摂る事ができるんです。
今回は金柑を使った癒しのカクテルを2つご紹介します。
【 金柑のホットトディー 】
ホットトディーとはウィスキーのお湯割りにレモンやハチミツを入れたもの。 スコットランドでは古くから風邪に効くドリンクとして親しまれているようです。(以前のブログ「仕事や遊び帰りの寒い夜にほっこり…体温まるホットカクテルのおすすめ」でちょこっとご紹介しました。)確かに、ウイスキーお湯割りを飲むことで血行が良くなり、まず体が温まります。(ウイスキー特有の樽の香りには鎮静作用もあるんだそう。)そしてハチミツは抗菌、消炎作用があるため、咳止めにいいとされています。さらにレモンのビタミンCは粘膜を強くし、菌の侵入を防ぎます。風邪にいいとされているのも納得ですね。ここに栄養たっぷりの金柑の実を加えて、最強の風邪予防カクテル(?!)の完成。体が冷えている時や風邪っぽいな…という時に、ぜひ美味しい金柑の実を皮ごと召し上がりながら味わってみてください。金柑のフルーティーな香りとハチミツの甘味で飲みやすいので、ウィスキーを飲み慣れていない女性の方にもおすすめです。
【 金柑のジントニック 】
次は、バーで圧倒的人気の定番ロングカクテル「ジントニック」に金柑の実をつぶして合わせたシンプルなもの。ですが金柑のもつほどよい爽やかな甘味・酸味・苦味が、ジントニックのそれと合致して相性がとてもいいんです。ジンはもともと利尿・解熱の薬効をもつ薬として作られました。これにマラリアの特効薬であったトニックウォーターを合わせたところ、美味しくてカクテルとして人気が出たとされています。トニックウォーターの“トニック”も英語で「tonic」=元気づける、強壮剤、気つけ薬などの意味があります。ジントニックが放つ爽やかさ、金柑のフレッシュな香りはまさに“元気づけ”られます。甘すぎないので、喉の乾いてる1杯目や食前にもおすすめのカクテルです。
以上、フレッシュな金柑を使ったカクテルを2つほどご紹介しました。すでに男性女性問わずお客様にご好評頂いております。寒さが厳しいこの頃ですが、金柑の栄養パワーで乗りきってみてはいかかでしょうか。本日のブログは小林がお届けいたしました。